デジタル大辞泉 「きょろり」の意味・読み・例文・類語 きょろり [副]1 目を大きくはっきりと見開いているさま。「ふたえの―とした眼もとに」〈里見弴・多情仏心〉2 平気なさま。けろり。「盗人はまゐりますまいと言うて、―として居るぢゃ」〈松翁道話・三〉[類語]きょときょと・きょろきょろ・ぎょろぎょろ・じろじろ・じろり・ぎょろり・ぱちくり・そわそわ・まじまじ・じっと・しげしげ・つくづく・はた・きっと・はった・明視・がん見み・熟覧・細見・嘱目・瞠若どうじゃく・瞠目どうもく・矯ためつ眇すがめつ・鵜うの目鷹たかの目・蚤のみ取り眼まなこ・視一視・目する・見入る・見張る・見澄ます・目を凝らす・注目・虎視・虎視眈眈たんたん・注視・刮目かつもく・目配り・凝視・目撃・着目・着眼・直視・正視・見る・眺める・見遣る・見詰める・見据える・睨にらむ・目に留まる・目を留める・目を配る・目を注ぐ・目を付ける・目を向ける・目をくれる・視線を注ぐ・目を遣る・目にする・目を据える・瞳を凝らす・瞳を据える・目を奪われる・目を輝かす・目を光らす・目を転ずる・目を向ける・目が行く・目を皿にする 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「きょろり」の意味・読み・例文・類語 きょろり 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )① ぼんやりしているさま、また、あっけにとられ、ぼうぜんとしているさまを表わす語。きょろん。[初出の実例]「是等がきょろりと見物して、菅丞相を討せ御辺を生けて置ふか」(出典:浄瑠璃・天神記(1714)二)② 平気な顔をしているさまを表わす語。けろり。[初出の実例]「それがしよりもさきへかう者はあるまいとぞんじたれば、かっこはりがきょろりとしてをる」(出典:狂言記・羯鼓炮碌(1660))③ あたりをす早く見まわすさまを表わす語。〔和英語林集成(初版)(1867)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by