じろじろ(読み)ジロジロ

デジタル大辞泉 「じろじろ」の意味・読み・例文・類語

じろ‐じろ

[副]無遠慮に目を向けるさま。「そんなにじろじろ(と)人の顔を見るな」
[類語]きょときょときょろきょろぎょろぎょろじろりきょろりぎょろりぱちくりそわそわまじまじじっとしげしげつくづくはたきっとはった明視がん熟覧細見嘱目瞠若どうじゃく瞠目どうもくめつすがめつの目たかの目のみ取りまなこ視一視目する見入る見張る見澄ます目を凝らす注目虎視虎視眈眈たんたん注視刮目かつもく目配り凝視目撃着目着眼直視正視見る眺める見遣る見詰める見据えるにら目に留まる目を留める目を配る目を注ぐ目を付ける目を向ける目をくれる視線を注ぐ目を遣る目にする目を据える瞳を凝らす瞳を据える目を奪われる目を輝かす目を光らす目を転ずる目を向ける目が行く目を皿にする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「じろじろ」の意味・読み・例文・類語

じろ‐じろ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「ぢろぢろ」とも表記。「と」を伴って用いることもある ) 無遠慮にしつこく見つめるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「今度は、きゃつが所かへて、此二人の間にゐて、占の面をじろじろ見てゐるとござる」(出典:狂言記・居杭(1700))
    2. 「さっき白い眼でぢろぢろ遣られた時なぞは」(出典:坑夫(1908)〈夏目漱石〉)

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