日本大百科全書(ニッポニカ) 「愛宕山(京都市)」の意味・わかりやすい解説 愛宕山(京都市)あたごやま 京都市右京(うきょう)区にある山。標高924メートル。東の比叡(ひえい)山と相対する。山上には全国各地の愛宕社の総本社、愛宕神社がある。7月31日の「愛宕の千日詣で(あたごのせんにちもうで)」は通夜祭で、参詣(さんけい)者でにぎわう。東麓(とうろく)には保津(ほづ)川に注ぐ清滝(きよたき)川が流れ、高雄、清滝などの紅葉の名所があり、西側の中腹には、清和(せいわ)天皇の隠栖(いんせい)の地、水尾(みずのお)がある。[織田武雄][参照項目] | 愛宕信仰 『都名所之内 愛宕山之図』 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例