思う存分(読み)オモウゾンブン

デジタル大辞泉 「思う存分」の意味・読み・例文・類語

おもう‐ぞんぶん〔おもふ‐〕【思う存分】

[副]満足いくまで。思いきり。「思う存分(に)遊びたい」「思う存分の働き」
[類語]たっぷりたくさんたんとごまんとわんさとうんとふんだんなみなみ一杯十分しっかりがっつり思い切り思いのまま思うさま思うまま奔放自由自在縦横縦横無尽意のまま思い通り自在求めて奮って積極的自発的能動的意識的主体的意図的意欲的精力的自主的活動的好んで進取前向きわざわざわざと強いてたってことさら乗り気進んで我勝ち我先我も我も喜んで喜ぶしゃかりきしゃにむにどしどしアクティブアグレッシブポジティブ自ら手ずから直直じきじき直接直接的じか身を以てダイレクト故意作為作為的未必の故意あえてえいやっと我劣らじとわざとらしいむに止まれぬ及ばずながら献身的強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切って伸るか反るか存分力一杯精一杯率先果敢惜しみない意気込む本腰本腰を入れる入れ込むひたむき

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精選版 日本国語大辞典 「思う存分」の意味・読み・例文・類語

おもう‐ぞんぶんおもふ‥【思存分】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「に」「の」を伴う場合もある ) 期待したことの可能な限り。思うまま。満足のいくまで。十分に。おもいぞんぶん。
    1. [初出の実例]「道に黄金がおびたたしく落ちて御座候ほどに〈略〉おもふぞんぶんにひろひ申、帰る所へ」(出典:咄本・八行整版本昨日は今日の物語(1624‐34頃))

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