ちょいと(読み)チョイト

デジタル大辞泉 「ちょいと」の意味・読み・例文・類語

ちょい‐と

[副]数量または程度のわずかなさま。少しばかり。ちょっと。「ちょいと一杯飲んで帰る」「ちょいとした意見のくいちがい」
[感]人を呼ぶときに用いる語。「ちょいと、おねえさん」「ちょいと、お待ちなさい」
[類語]少ない少し少しく少少ちょっとちとちっとちょっぴりいささかいくらかいくぶんやや心持ち気持ち多少若干二三少数少量僅僅わずか数えるほどたったただたかだかしばらくなけなし低い手薄少なめ内輪軽少軽微微弱微微微少僅少些少最少微量ちびちび一つまみ一握り一抹一息紙一重雀の涙鼻の差残り少ない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ちょいと」の意味・読み・例文・類語

ちょい‐と

[1] 〘副〙 物事の程度や動きがわずかであるさまを表わす語。ちょっと。
※俳諧・貝おほひ(1672)一七番「ちょいと乗たがるやたれも駒むかへ〈吉之〉」
[2] 〘感動〙 人に呼びかけるときに用いることば。現代では多く女性が用いる。
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一「吉住さん、チョイと吉住さん(引)何ですねえ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android