胡散臭い(読み)ウサンクサイ

精選版 日本国語大辞典 「胡散臭い」の意味・読み・例文・類語

うさん‐くさ・い【胡散臭】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 なんとなく疑わしい。どことなく怪しくて気が許せない。
    1. [初出の実例]「それが親仁の鼻へ入、烏散臭(ウサンクサイ)と嗅ぎつけて」(出典談義本・艷道通鑑(1715)五)
    2. 「『ぢゃもう、病床(とこ)に就いたの?』と低目に言って胡散臭(ウサンクサ)い眼付をする」(出典:鳥影(1908)〈石川啄木〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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