デジタル大辞泉 「重厚」の意味・読み・例文・類語 じゅう‐こう〔ヂユウ‐〕【重厚】 [名・形動]人や事物の性質・状態などが重々しくて落ち着いていること。どっしりしていること。また、そのさま。ちょうこう。「重厚な人柄」「重厚な作品」[派生]じゅうこうさ[名][類語]厳か・厳粛・粛粛・厳然・森厳・荘厳・荘重・重重しい・物物しい・厳めしい・厳として・厳げん・重量感・どっしり・ずっしり・ずしり・ずしっと・どっかと・がっしり・重み・広量・堂堂・大度・太っ腹・マッシブ・存在感・睥睨へいげい・厳しい・厳格・厳重・厳酷・厳正・冷厳・峻厳しゅんげん・峻烈しゅんれつ・苛酷・険しい・辛辣しんらつ・粛・粛然・貫禄・威厳・威徳・尊厳・威儀・権威・威信・威名・威望・名望・威光・威力・権力・勢威・重圧・凄すごみ・脅威・威圧・威風・威風堂堂・威容・偉容・英姿・雄姿・勇姿・仰仰しい・ご大層・息が詰まる・大風呂敷を広げる ちょう‐こう【重厚】 [名・形動]⇒じゅうこう(重厚) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「重厚」の意味・読み・例文・類語 じゅう‐こうヂュウ‥【重厚】 〘 名詞 〙 ( 形動 )① 物が、重くて厚みがあること。また、そのさま。[初出の実例]「其質重厚なるが故に、分子相引の力も強し」(出典:暦象新書(1798‐1802)中)② 事物の状態、性格などが重々しく厚みのあること。どっしりして篤実なこと。落ち着いて実直なこと。また、そのさま。[初出の実例]「絳侯重厚者、劉氏遂安寧」(出典:文華秀麗集(818)中・賦得漢高祖〈仲雄王〉)「其処に重厚(ヂュウコウ)な好所があるとすれば」(出典:子規の画(1911)〈夏目漱石〉)[その他の文献]〔史記‐高祖本紀〕 かさね‐あつ【重厚】 〘 名詞 〙 刀身に厚みがあり、反(そり)を打って棟(むね)に角度を持っていること。また、その刀。[初出の実例]「鍛は月山の如くにて、刃こみたれかさねあつに庵中正銘也」(出典:諸国鍛冶寄(1614頃か))「腰に帯せる一刀は、〈略〉重(カサ)ね厚(アツ)なる古刀の名作」(出典:人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)初) ちょう‐こう【重厚】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =じゅうこう(重厚)[初出の実例]「君のやうな重厚(チョウコウ)な人間から見たら」(出典:行人(1912‐13)〈夏目漱石〉塵労) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「重厚」の読み・字形・画数・意味 【重厚】じゆう(ぢゆう)こう おちついて重々しい。〔史記、高祖紀〕陳は智餘りるも、~以て獨り任じし。勃は重厚にして(かざ)り少なし。然れども劉氏を安んずるは必ず勃ならん。太尉爲(た)らしむべし。字通「重」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「重厚」の解説 重厚 じゅうこう ⇒井上重厚(いのうえ-じゅうこう) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by