師表(読み)シヒョウ

デジタル大辞泉 「師表」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「師表」の意味・読み・例文・類語

し‐ひょう‥ヘウ【師表】

  1. 〘 名詞 〙 世の人の模範となること。また、その人。てほん。師範。亀鑑。
    1. [初出の実例]「逆旅初知師表相、高才更見礼容顔」(出典:菅家文草(900頃)一・八月十五夜、厳閤尚書、授後漢書畢)
    2. 「国の師表、民の矜式と為る者は」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)二)
    3. [その他の文献]〔漢書‐叙伝〕

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普及版 字通 「師表」の読み・字形・画数・意味

【師表】しひよう(へう)

師として指標とすべきもの。手本。〔史記太史公自序〕國に賢相良將るは、民の師表なり。~賢は其の治を記し、不賢は其の事を(あら)はす。興りて以來の將相名臣年表を作る。

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