非の打ち所が無い(読み)ヒノウチドコロガナイ

デジタル大辞泉 「非の打ち所が無い」の意味・読み・例文・類語

どころ・い

少し欠点もない。完全で、非難する所がない。「することなすこと―・い」
[類語]万全完全完璧十全完全無欠満点大丈夫両全金甌きんおう無欠百パーセントパーフェクト全くまった文句なし無傷間然かんぜんする所がない水も漏らさぬ模範的象徴的代表的典型的標準的ティピカル模範手本規範モデル典型亀鑑規矩きく規矩きく準縄規則決まり定め規定規律ルールおきて文範見本かがみ範例標本サンプル雛形ひながた書式好例適例スタンダードフォーマット王道師表基準規準り所類型定型様式化スタイルフォーマル公式正則正統正統派正調本式本格的正規正式まっと正道折り紙付き太鼓判を捺す傑出大出来紋切り型腐ってもたい

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精選版 日本国語大辞典 「非の打ち所が無い」の意味・読み・例文・類語

ひ【非】 の=打(う)ち所(どころ)[=打(う)ちよう]がない

  1. 非難すべきところがない。完全である。
    1. [初出の実例]「外に是と云って非の打ちやうのない綺麗に明かな四畳六畳二間つづきの室」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉停留所)

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