正調(読み)セイチョウ

デジタル大辞泉 「正調」の意味・読み・例文・類語

せい‐ちょう〔‐テウ〕【正調】

正しい調子。特に、民謡などで伝統的に受け継がれてきた歌い方。「正調博多節」
[類語]正格正則正統本式本格的正規正式公式格調格式品格品位風格おおやけ公的正しい本物儀礼礼法礼式礼儀風儀作法よそ行き格式張る折り目正しいフォーマル本格本筋まっとう正道本道本流主流中正至当合理的合法的押しも押されもせぬれっきとちゃんとまとも道理道理至極腰を入れる本腰本腰を入れるレギュラーオーソドックスプロパー

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精選版 日本国語大辞典 「正調」の意味・読み・例文・類語

せい‐ちょう ‥テウ【正調】

〘名〙
① 歌の正しい調子。また、古くから歌われてきた調子。
※人情馬鹿物語(1955)〈川口松太郎〉六「正調安来節の看板なぞも」
機械などの正常な調子。
※永遠なる序章(1948)〈椎名麟三〉二「どうしてもガバナーが正調ではない」

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