蓋然性(読み)ガイゼンセイ

デジタル大辞泉 「蓋然性」の意味・読み・例文・類語

がいぜん‐せい【蓋然性】

ある事柄が起こる確実性や、ある事柄が真実として認められる確実性の度合い。確からしさ。これを数量化したものが確率。「蓋然性の乏しい推測」
[類語]可能性・プロバビリティー・蓋然的・公算・確率・確実・正確・的確・明確・確か・精確・安全・はっきり・定か・明らか・明白・確・確固・確然・必至・必然・必定・最右翼・本命・鉄板・可能・ポシブル・ポシビリティー・将来性・成算・心当て・脈・望み・伸び代・予見・予知・余地・予断・目算・駄目で元元・駄目元・見込み・見通し・見当・読み・見極め・当て・目当て・目安・目処めど・展望・目標・予測・予想・予期・目星・計算

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関連語 条件 名詞

精選版 日本国語大辞典 「蓋然性」の意味・読み・例文・類語

がいぜん‐せい【蓋然性】

  1. 〘 名詞 〙 何事かが起こり得る確実性の度合。また、判断などが、多分そうだろうという可能性の程度。確率。公算。〔哲学字彙(1881)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「蓋然性」の意味・わかりやすい解説

蓋然性
がいぜんせい
probability 英語
Probabilität ドイツ語
probabilité フランス語

一つの事柄が成り立っているか否か、はっきりしないときに、その事柄が実際に成り立っている可能性についての見積りの度合いをいう。したがって、これは、個人によって異なりうる主観的なものである。これにはっきりした数量的表現を与えたものが確率ということになるが、確率のうちでもその決定が各人にゆだねられている主観的確率は、蓋然性とほとんど同義に用いられていることもある。

[吉田夏彦]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「蓋然性」の意味・わかりやすい解説

蓋然性
がいぜんせい
pithanotēs; probability

主として哲学,数学,統計学などの用語で,元来は「確からしさ」を意味する。「必然」に対応し,事物の生起やその知識の確からしさの度合いをいう。それらの生起や知識そのものについては必然的で,偶然の入る余地はないが,必然的な因果関係やそれに付随する条件が未知の場合,その確からしさの度合いは,偶然的ともいえる。そこから蓋然性を可能性と偶然性のからみ合ったものということもできる。蓋然性を経験的に法則化することもでき,数量的に表わされるときは確率という。

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