野太い(読み)ノブトイ

デジタル大辞泉 「野太い」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「野太い」の意味・読み・例文・類語

の‐ぶと・い【野太・篦太】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]のぶと・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「野」は当て字。篦(の)が太いの意という )
  2. 非常に横着である。失礼千万である。ずうずうしい。また、大胆不敵である。ずぶとい。
    1. [初出の実例]「まことはのぶとき大やしまの浪しづかに、風おさまれるときに」(出典:俳諧・玉海集(1656)序)
  3. 声がふとい。
    1. [初出の実例]「野太(ノブト)い声である」(出典解剖室(1907)〈三島霜川〉)

野太いの派生語

のぶと‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android