プライド（その他表記）pride

デジタル大辞泉

プライド（pride）

誇り。自尊心。自負心。「プライドを傷つける」「仕事にプライドをもつ」
[類語]誇り・自尊心・自負心・自慢・誇る・うぬぼれる・おのぼれる・思い上がる・誇らしい・胸を張る・肩身が広い・鼻が高い・鼻高高・勝ち誇る・驕る・威張る・威張り散らす・付け上がる・高ぶる・反り返る・振り回す・鼻にかける・増長・慢心・自画自賛・誇示・驕おごり・驕傲きょうごう・矜持・倨傲きょごう・自負・自賛・自嘆・自任・自得・天狗・うぬぼれ・高慢・自尊・気位きぐらい・得意・思い上がり・唯我独尊・手前味噌・我褒め・身褒め・のぼせる・のぼせ上がる・背負しょう

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

プライド

1. 〘 名詞 〙 ( [英語] pride ) 自分の才能や個性、また、業績などに自信を持ち、他の人によって、自分の優越性・能力が正当に評価されることを求める気持。また、そのために品位ある態度をくずすまいとすること。誇り。自尊心。自負心。矜持(きょうじ)。
   1. [初出の実例]「ヲリムピヤの大祭に臨みローヅ島より来れる少年等の善尽し美を尽していと花々しく服装したるを見て微笑し、是慢(プライド)なり」(出典：春迺屋漫筆（1891）〈坪内逍遙〉をかし)
   2. 「それが言知れず痛く渠の矜持(プライド)を傷けた」(出典：生（1908）〈田山花袋〉五)

出典　精選版 日本国語大辞典

知恵蔵

プライド

「PRIDE」のページをご覧ください。

出典　(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉プラス

プライド〔漫画：一条ゆかり〕

①一条ゆかりによる漫画作品。全く違う境遇で育った二人の少女が、憎しみ合いながらも認め合い、オペラ界で昇りつめていく姿を描く。『コーラス』2003年2月号～2010年2月号に連載。集英社クイーンズコミックス全12巻。第11回（2007年度）文化庁メディア芸術祭マンガ部門 優秀賞受賞。
②2009年公開の日本映画。①を原作とする。監督：金子修介、脚本：高橋美幸、伊藤秀裕。出演：ステファニー、満島ひかり、渡辺大、由紀さおり、キムラ緑子、五大路子、ジョン・カビラほか。第83回キネマ旬報ベストテン助演女優賞（満島ひかり）受賞。

プライド〔洋楽〕

アイルランド出身のバンド、U2の曲。アルバム「焔」（1984年）からの先行シングル。全英第3位を記録。バックボーカルにプリテンダーズのクリッシー・ハインドが参加している。「ローリング・ストーン」誌が選ぶ最も偉大な500曲第388位。原題《Pride (In The Name Of Love)》。

プライド〔J-POP〕

日本のポピュラー音楽。歌はJ-POPグループ、THE SECOND from EXILE。2013年発売のシングル「SURVIVORS」とのカップリング曲。作詞：michico、作曲：T.Kura、michico。日本テレビ系で放送のドラマ「フレネミー～どぶねずみの街～」の主題歌。

プライド〔漫画：万里村奈加〕

万里村奈加による漫画作品。政財界の大物を父にもつ女性がTVニュースキャスターとして父に戦いを挑む姿を描く。『mimi』1989年～1990年頃に連載。講談社コミックスmimi全5巻。第14回（1990年度）講談社漫画賞 少女部門受賞。

プライド〔ドラマ〕

日本のテレビドラマ。放映はフジテレビ系列（2004年1月～3月）。全11回。脚本：野島伸司。出演：木村拓哉、竹内結子、坂口憲二、中越典子ほか。

出典　小学館

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

プライド
Pride， Thomas

[生]?
[没]1658.10.23. サリー
イギリス清教徒革命期の議会派の軍人。内乱勃発とともに議会軍に入り，歩兵連隊長となった。 1648年 12月6日部隊を率いて下院におもむき，約 140人の長老派議員を圧迫し，いわゆる「プライドの追放」を実行した。国王チャールズ1世の死刑判決に署名。 50年スコットランド遠征に従軍。 O.クロムウェルへの王位提供には反対したが，上院議員の席は受諾した。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

世界大百科事典（旧版）内のプライドの言及

【ライオン】より

…　平原，サバンナ，開けた林，やぶ地などを好むが，ときには半砂漠や森林でも見られ，標高5000mの高山にも出現する。複数の雌と子が中心で，それに雄が加わったプライドprideと呼ばれる群れで生活する，一つのプライドは雄が1～4頭，雌と子がそれぞれ1～16頭ほどで構成され，食物の豊富なセレンゲティ平原では一つのプライドは平均15頭からなる。雄の多くは単独あるいは兄弟で放浪していることが多く，出会ったプライドの雄と闘い，自分が新しい占有者となることが多い。…

※「プライド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」