じろり(読み)ジロリ

デジタル大辞泉 「じろり」の意味・読み・例文・類語

じろり

[副]目玉を動かして、鋭い目つきで見るさま。じろっ。「じろり一瞥いちべつする」
[類語]きょときょときょろきょろぎょろぎょろじろじろきょろりぎょろりぱちくりそわそわまじまじじっとしげしげつくづくはたきっとはった明視がん熟覧細見嘱目瞠若どうじゃく瞠目どうもくめつすがめつの目たかの目のみ取りまなこ視一視目する見入る見張る見澄ます目を凝らす注目虎視虎視眈眈たんたん注視刮目かつもく目配り凝視目撃着目着眼直視正視見る眺める見遣る見詰める見据えるにら目に留まる目を留める目を配る目を注ぐ目を付ける目を向ける目をくれる視線を注ぐ目を遣る目にする目を据える瞳を凝らす瞳を据える目を奪われる目を輝かす目を光らす目を転ずる目を向ける目が行く目を皿にする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「じろり」の意味・読み・例文・類語

じろり

〘副〙 (「ぢろり」とも表記多く「と」を伴って用いる) 目玉を動かして、鋭くにらむように見るさまを表わす語。じろっと。じらり。
※虎寛本狂言・居杭(室町末‐近世初)「こなたの顔をぢろり」
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉初「となりにゐたるさむらひをじろり見やり」

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