ぎょろぎょろ(読み)ギョロギョロ

デジタル大辞泉 「ぎょろぎょろ」の意味・読み・例文・類語

ぎょろ‐ぎょろ

[副](スル)大きな目玉で鋭くあたりを見まわすさま。「ぎょろぎょろ(と)あたりをにらみまわす」「やせて、目だけがぎょろぎょろ(と)している」
[類語]きょときょときょろきょろじろじろじろりきょろりぎょろりぱちくりそわそわまじまじじっとしげしげつくづくはたきっとはった明視がん熟覧細見嘱目瞠若どうじゃく瞠目どうもくめつすがめつの目たかの目のみ取りまなこ視一視目する見入る見張る見澄ます目を凝らす注目虎視虎視眈眈たんたん注視刮目かつもく目配り凝視目撃着目着眼直視正視見る眺める見遣る見詰める見据えるにら目に留まる目を留める目を配る目を注ぐ目を付ける目を向ける目をくれる視線を注ぐ目を遣る目にする目を据える瞳を凝らす瞳を据える目を奪われる目を輝かす目を光らす目を転ずる目を向ける目が行く目を皿にする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぎょろぎょろ」の意味・読み・例文・類語

ぎょろ‐ぎょろ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 嘔吐するさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「嘔吐 有声謂嘔、有物謂吐〈略〉何様に初め、をうと云て、後にぎょろぎょろと出を嘔吐と云なり」(出典:病論俗解集(1639))
  3. 大きい目玉が、鋭くおそろしげに光るさま、大きい目玉でにらみまわすさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「顔色を変へて眼をぎょろぎょろさして」(出典:竹の木戸(1908)〈国木田独歩〉下)

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