浮つく(読み)ウワツク

デジタル大辞泉 「浮つく」の意味・読み・例文・類語

うわ‐つ・く〔うは‐〕【浮つく/上付く】

[動カ五(四)]うきうきして落ち着かなくなる。また、軽薄な感じがする。「気持ちが―・いて仕事に集中できない」「―・いた交際」
[類語]軽率軽はずみ軽軽しい軽軽軽挙軽挙妄動軽薄馬鹿愚か愚かしい馬鹿らしい馬鹿馬鹿しい阿呆らしい下らない愚劣無思慮ぶしりょ無考え浅はか浅薄せんぱくうろうろうろちょろどぎまぎおたおたまごまごどぎどぎそわそわもじもじぐじぐじぐずぐずいじいじ因循くよくようじうじちゃかちゃかそそくさあたふたうそうそふらふらよたよたもぞもぞちょこまかふわふわおどおどせかせかびくびくきょときょとこせこせぐらぐらせわしい倉皇せっかちあくせく気ぜわしい軽佻浮薄浮薄闇雲やみくも性急右往左往後先なしうわずるうろたえる

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精選版 日本国語大辞典 「浮つく」の意味・読み・例文・類語

うか‐つ・く【浮つく】

〘自カ五(四)〙 (「つく」は接尾語) 心が落ち着かなくなる。うかうかする。
五輪書(1645頃)火「一つはたいくつの心、一つはうかつく心、一つはよはく成心、能々工夫有べし」

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