奇妙(読み)キミョウ

デジタル大辞泉 「奇妙」の意味・読み・例文・類語

き‐みょう〔‐メウ〕【奇妙】

[名・形動]
1 珍しく、不思議なこと。また、そのさま。「科学では説明できない奇妙な現象」
2 風変わりなこと。また、そのさま。「奇妙な格好」
3 非常に趣・おもしろみ・うまみなどがあること。また、そのさま。
「むむ、それは―だ。世話でもそれを煮てくんな」〈人・春告鳥・初〉
[派生]きみょうさ[名]
[類語]不思議・妙・奇怪・奇異・怪奇・怪異・不可思議・面妖・奇天烈・摩訶不思議・けったい・変・異常・異様・異い・不可解・不審・不自然・奇態・風変わり・特異・異状・異例・非常・別条・変ちくりん・変てこ・変てこりん・妙ちきりん・おかしい・おかしな・珍奇・新奇・珍妙・奇抜・奇警・奇想天外・突飛・ファンシー・突拍子もない・言語道断・無茶・めちゃ・むちゃくちゃ・めちゃくちゃ・めちゃめちゃ・滅法・法外・無理・乱暴・無体・理不尽・非理・不当・不条理・不合理・非合理・狂的

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精選版 日本国語大辞典 「奇妙」の意味・読み・例文・類語

き‐みょう‥メウ【奇妙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. ① 普通にはない、不思議なこと。珍しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「大師の来りて僧に交り給ふなりけりと。奇妙の事説きつくすべからず」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
    2. 「長者乗物よりとんでおり、きめうの宝をおがみ申」(出典:浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)三)
  3. ② なみはずれてすぐれていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「此の時西方より金色の光指して宮中炤爛せり。容顔奇妙にして神異験有り」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)一)
    2. 「丹後に蘇武がごとく、十九年おはしける心をよみ給し、奇妙の御作と、其比(そのころ)人々扇に書、ほめ申き」(出典:随筆・戴恩記(1644頃)下)
    3. [その他の文献]〔晉書‐律暦志・中〕
  4. ③ 普通とちがって、非常に趣やおもしろみ、うまみなどがあること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「狂言も古老やかんの芸者なれば寄妙(キメウ)多けれども」(出典:評判記・役者評判蚰蜒(1674)小舞庄左衛門)
    2. 「『モシ、此間に隅田川の夜桜に行ふじゃ有るまいかへ』『そいつはきめうだね。その晩にはわたしも行きやせう』」(出典:歌舞伎・お染久松色読販(1813)序幕)

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普及版 字通 「奇妙」の読み・字形・画数・意味

【奇妙】きみよう

奇異。

字通「奇」の項目を見る。

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