合目的(読み)ゴウモクテキ

デジタル大辞泉 「合目的」の意味・読み・例文・類語

ごう‐もくてき〔ガフ‐〕【合目的】

[形動]ある物事が、一定目的にかなっているさま。
「はなはだ―なこの一つの所行を」〈寅彦・時事雑感〉
[類語]合目的性合目的的もってこい便宜好都合便利利便タイムリー有り難いうれしいおんの字重宝ちょうほう有用有益簡便軽便至便程よい絶好願ったり叶ったり願ってもない渡りに船格好頃合ころああつらえ向き打って付けぴったり好個好適適する適う適える合う沿うそぐう向く似合う似つかわしいふさわしいしっくり当てはまる適合する適当する合致する即応する同調するフィットする相応しか即する肌が合う適格適材くみし易いしかるべきマッチ究竟くっきょう合い口文句無しリーズナブル好条件見合う匹敵言い得て妙あたかもよし三拍子そろ似合わしいジャストミート思いがけない当を得る馬が合う息が合う順当どんぴしゃり所を得る最適つぼにはまる水を得たうおのよう結構尽くめ

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精選版 日本国語大辞典 「合目的」の意味・読み・例文・類語

ごう‐もくてきガフ‥【合目的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ある事物が、一定の目的に適合して役に立っているさま。
    1. [初出の実例]「有機体の合目的運動が物質より起るといふには二つの考へ方がある」(出典:善の研究(1911)〈西田幾多郎〉三)

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