デジタル大辞泉 「井」の意味・読み・例文・類語
しょう【井/正/生/声/姓/性/青/政/星/省/清/聖/精/請】[漢字項目]
〈正〉⇒せい
〈生〉⇒せい
〈声〉⇒せい
〈姓〉⇒せい
〈性〉⇒せい
〈青〉⇒せい
〈政〉⇒せい
〈星〉⇒せい
〈省〉⇒せい
〈清〉⇒せい
〈聖〉⇒せい
〈精〉⇒せい
〈請〉⇒せい



家一井、
韓(こうかん)(井の垣)の形に象る」とする。篆字は丼に作り、丼中の点を「
(かめ)の象なり」と解し、伯益がはじめて井を作ったという起原説話をしるしている。卜文・金文には字を
(けい)という国名に用いるほか、井の形には、人の首足に加える枷(かせ)の形で、のちの刑となるもの、鋳型のわくの形で、のちの形・型となるもの、陥穽として設けるもので、のちの穽となるものがあり、井は
・刑・形・型・穽の初文である。〔孟子〕にみえるような井田法は、西周期の資料にその徴証を求めることはできず、文字が生まれた殷代には、もとより存しなかったものである。
に云ふ、井、和名爲(ゐ)。辨色立
に云ふ、桔
、加名
奈爲(かなづなゐ)〔名義抄〕妙美井 シミヅ 〔字鏡集〕井 ホル・ノリ・トル
(耕)・
(穽)・
(刑)など六字を収め、
・
を亦声とする。
の従うところは陥穽、
の従うところは首枷(くびかせ)の形である。
(穽)dziengは声近く、いずれも深く垂直に掘りこんだもの。
(刑)hyengは畳韻の語であるが声遠く、その形は首枷、形は同じであるが声義異なり、別系の語である。
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井・塩井・火井・画井・海井・陥井・寒井・丘井・旧井・
井・郷井・玉井・掘井・古井・枯井・鑿井・四井・市井・修井・浚井・深井・
井・藻井・塞井・天井・冰井・瓶井・方井・油井・閭井・霊井・露井・廬井出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…用水として地下水を得るために地中に掘られた穴を井戸という。ただし特殊目的の井戸には地下水調査用の観測井,地下水を人工涵養する涵養井,工場廃水などを地下処理する注入井などがある。…
※「井」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...