のめり込む(読み)ノメリコム

デジタル大辞泉 「のめり込む」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「のめり込む」の意味・読み・例文・類語

のめり‐こ・む【のめり込】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
  2. のめってはいり込む。前に倒れるようにしてはいり込む。また、無遠慮にはいり込む。
    1. [初出の実例]「廓へのめり込む地廻り共も」(出典:歌舞伎・男伊達初買曾我(1753)二)
    2. 「其儘土手の草を攫んだなり川の中へのめり込んで仕舞ひました」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉八五)
  3. ある状況・環境・考えの中に、抜け出せなくなるほどすっぽりとはいり込む。
    1. [初出の実例]「その中心部に向ってまっしぐらにのめり込んで行ってる、という感じです」(出典:忘却の河(1963)〈福永武彦〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む