心を奪う(読み)ココロヲウバウ

デジタル大辞泉 「心を奪う」の意味・読み・例文・類語

こころうば・う

おもしろさや、すばらしさなどで、人の心をすっかり引きつける。「名画に―・われる」
[類語]めろめろぞっこん首ったけのめり込む入れ込む夢中血道を上げる骨抜きいかれる溺れるふける凝る耽溺たんでき惑溺執心頓着執着固執偏執我執とらわれる深入りはまるはまり込む身を焦がす狂おしい物狂おしい入れあげる病み付きとりこ心酔心ここにあらず狂わしい悩ましい熱狂的悶悶もんもん惑乱切ないやりきれない思い乱れる思い悩む思い焦がれるむな苦しい息苦しい重苦しい苦痛る瀬無い憂さ憂い不如意堅苦しい気詰まり忍びないエキセントリック逆上のぼせるのぼせるアブノーマル常軌を逸する乱心取り術無い辛酸をなめる心を痛める艱難かんなん思い煩う

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精選版 日本国語大辞典 「心を奪う」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 を 奪(うば)

  1. 人の心をひきつける。魅了する。
    1. [初出の実例]「酒と女は智者の心を奪ひ取と宣ふ也」(出典:ぎやどぺかどる(1599)上)

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