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ウシ(牛) ウシ

百科事典マイペディアの解説

ウシ(牛)【ウシ】

偶蹄(てい)目ウシ科の哺乳(ほにゅう)類。広義にはスイギュウ属,ヤギュウ属も含めるが,ふつうウシ属のもの,特に家畜牛をいう。最も広く飼われ,家畜としての起源は新石器時代といわれる。
→関連項目家畜

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世界大百科事典 第2版の解説

ウシ【ウシ(牛) Bos taurus】

偶蹄目ウシ科の哺乳類。世界各地で乳用肉用,役用などに飼われる家畜牛(イエウシ)で,ヨーロッパ系とアジア系(コブウシ系)がある。ウシはまた,バンテンガウアヤクなどの野生牛を含むウシ属Bosの総称,またはさらにバイソンスイギュウを含むウシ亜科Bobinaeの総称ともされる。狭義のウシ(イエウシ)は肩高90cm,体重250kg以下の小型のものから肩高165cm,体重1450kgに及ぶ巨大なものまであり,形態は変化に富むが,すべて後述のウシ科ウシ亜科の特徴を備えている。

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世界大百科事典内のウシ(牛)の言及

【繫駕法】より

…家畜に車や犂などの農具を牽引させる際の繫ぎ方をいう。繫駕の方法いかんによって,家畜がもつ本来の力がより効果的に発揮でき,作業能率を著しく向上させることが可能となる。繫駕法は時代とともに進歩があり,それぞれの地域の運輸や生産向上に深くかかわってきた。 古代に一般的であったのは軛(くびき)式繫駕法であった。この方式は腹帯なども並用するが,基本的には頸皮(くびかわ)と軛とで牽引力の重点が馬の脊柱の上にくるように繫ぐもので,古代オリエントや中国の殷・周時代の単轅2頭立て式戦車に顕著にみられる。…

【城攻め】より

…城を攻めること,攻城術をいう。
[日本]
 所領支配の拠点としての城の性格が強まり,その規模も拡大した戦国期から近世初頭までを中心に述べる。包囲,接近,突入と占領の三つの段階からなる。第1の段階は,城を政治的・軍事的に孤立させ,城内と外部の支援勢力との連絡を絶つことに目的がある。籠城する側は,城の周辺の土地から兵糧など必要な物資を城に取り込み長期戦に備えるとともに,攻め方にそれらの物資を利用されることを防ぐ。…

【畜産】より

…農業生産は植物生産と動物生産の二つに大別されるが,養蚕を除く動物生産にかかわる農業が畜産である。畜産は家畜飼養を中心にした農業だということになるのであるが,人間生活にとけこんでいる家畜家禽(かきん)のなかには犬,猫,小鳥といった愛玩用の動物も含まれており,畜産という場合はこれらの愛玩用家畜・家禽は含めない。役用に供する,肉にする牛・・鶏・七面鳥,卵をとる,乳を搾る乳牛,毛をとるなど,生産目的に飼養する家畜が畜産の対象家畜である。…

【乳】より

…哺乳類における乳腺の分泌液で,子の理想的な食物である。乳汁の組成は動物の種類によって異なり,ウシでは乾燥重量で,タンパク質と脂肪がおのおの20%,糖が60%を占める。それぞれの量は,子の成長が早い種類ほど多い。…

【角】より

…鼻骨ときに前頭骨の上面正中線にあたる部分に,雄雌とも1~2本生じ,一般に雄の角のほうが大きい。洞角horn coreはウシ科の動物に見られる角で,中空の角質の鞘(さや)(角鞘(かくしよう))と,頭骨につながる骨質の芯(角芯)からなり,前頭骨か頭頂骨に1対,まれに2対(ヨツヅノレイヨウ)生ずる。角鞘は,成長するにつれてその内側に新しい層が形成され,古い層は上方に押し上げられるが,抜け落ちない。…

【動物】より

…卵生で,巣をつくり,雛を育てる。哺乳綱は,カモノハシ,カンガルー,サル,ウシなど,約4500種よりなる。下あごは歯骨だけでできていて,上あごの鱗骨(りんこつ)と関節する。…

【屠殺】より

…食肉をとるために家畜を殺し肉とする一連の作業をいうが,遊牧民族をはじめとして屠殺には多くの文化的な事象の反映が見られる。儀礼的に屠殺法を定めている民族も少なくなく,たとえばアイヌの熊祭〈イオマンテ〉で主役をつとめる熊は,男の子の花矢によって倒され,決められた作法によって解体される。熊の魂を彼岸に送るには,それなりの儀礼的手続がなくてはならないのである。 一般に屠殺という行為は,自然界からの生命の略奪であり,放置しておけば再生・増殖する生命の奪取を意味する。…

【肉食】より

…鳥獣の肉を食することをいう。人類は雑食的な高等猿類の延長上にあって,単に植物食だけでなく動物食つまり肉食もするということは,あらためていうまでもない。肉食には動物の殺害が不可避であるが,他の動物を殺すことに,われわれと同じ生命の略奪を感じとるか否か,それは観念世界のあり方にかかわる。そこに人の殺害にも似た行為をみるとき,殺生あるいは肉食が,倫理的問題として浮上してくる。またそれとかかわって,肉食のための殺害法,解体法,そして調理法が,儀礼的作法として問題視される可能性をもつ。…

※「ウシ(牛)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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