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御霊神社 ゴリョウジンジャ

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デジタル大辞泉の解説

ごりょう‐じんじゃ〔ゴリヤウ‐〕【御霊神社】

御霊神を鎮めるために祭った神社。各地にあるが、中でも京都市上京区の上御霊神社、中京区の下御霊神社は有名。

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大辞林 第三版の解説

ごりょうじんじゃ【御霊神社】

非業の死をとげた人の霊のたたりを恐れて、その霊を鎮めるために祀まつった神社。京都の上御霊神社・下御霊神社などが有名。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

御霊神社
ごりょうじんじゃ

御霊とは非業(ひごう)の死を遂げた人の霊のこと。奈良時代末から平安時代にしばしば疫病が流行、それを御霊の祟(たた)りであるとしてその怨霊(おんりょう)を鎮めるために祀(まつ)ったのが御霊神社である。とくに有名なのは、京都の上御霊神社(御霊神社が正称。上京(かみぎょう)区上御霊堅町)、下御霊神社(中京区下御霊前町)の両社である。社伝によると、上御霊神社は794年(延暦13)崇道(すどう)天皇(早良(さわら)親王)の神霊を現社地に祀ったのを始めとし、のち仁明(にんみょう)・清和(せいわ)天皇の代に井上(いのえ)大皇后(光仁(こうにん)天皇皇后)、他戸(おさべ)親王、藤原大夫人(だいぶにん)(吉子)、橘大夫(きつだいぶ)(橘逸勢(たちばなのはやなり))、文大夫(ぶんだいぶ)(文室宮田麿(ふんやのみやたまろ))を合祀(ごうし)、さらにのち火雷(いかずち)天神(六所の荒魂)と吉備(きび)大臣(吉備真備(まきび))を併祭したと伝え、俗に八所(はっしょ)御霊と称する。下御霊神社は伊豫(いよ)親王を奉祀したのに始まると伝え、のちに崇道天皇、藤原大夫人、藤大夫(とうだいぶ)(藤原広嗣(ひろつぐ))、橘大夫、文大夫、火雷天神、吉備聖霊を八所御霊として奉祀。最初は京都の北郊出雲路(いずもじ)にあったが、1590年(天正18)現社地に鎮座した。両社は863年(貞観5)5月20日、神泉苑(しんせんえん)において悪疫退散のため御霊会(ごりょうえ)を勅修、その後は毎年8月18日に御霊祭が行われたが、現在はいずれも5月1日に神幸祭、同18日に還幸祭を行っている。
 なお、このほかにも同名の神社が各地にあり、鎌倉権五郎景政(かげまさ)らの御霊を祀る社もある。[岡田荘司]

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世界大百科事典内の御霊神社の言及

【御霊信仰】より

…さらにのちには吉備大臣(吉備真備(きびのまきび)),火雷神(火雷天神)が加わって〈八所御霊〉となり,京都の上御霊・下御霊の両社に祭神としてまつられるにいたった。この両社は全国各地に散在する御霊神社の中でもとくに名高く,京都御所の産土神(うぶすながみ)として重要視された。京都の祇園祭(ぎおんまつり)もその本質はあくまでも御霊信仰にあり,本来の名称は〈祇園御霊会〉(略して祇園会)であって,八坂神社(祇園社)の社伝では869年(貞観11)に天下に悪疫が流行したので人々は祭神の牛頭天王(ごずてんのう)のたたりとみてこれを恐れ,同年6月7日,全国の国数に応じた66本の鉾を立てて神祭を修め,同月14日には神輿を神泉苑に入れて御霊会を営んだのが起りであるという。…

※「御霊神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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