顰蹙(読み)ひんしゅく

精選版 日本国語大辞典「顰蹙」の解説

ひん‐しゅく【顰蹙・頻・頻蹙】

〘名〙 をひそめること。顔をしかめて不快の情を表わすこと。
※性霊集‐五(835頃)為大使与福州観察使書「頻蹙猛風、待葬鼈口」
※平凡(1907)〈二葉亭四迷〉五「所謂教育ある人達を(ヒンシュク)せしめたけれど」 〔孟子‐滕文公下〕

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デジタル大辞泉「顰蹙」の解説

ひん‐しゅく【××蹙】

[名](スル)不快に感じて顔をしかめること。まゆをひそめること。
「ひとの下品な歩き恰好を―していながら」〈太宰女生徒
[類語]まがまがしいいまわしいいとわしいおぞましいうとましい忌む嫌い毛嫌い大嫌い食わず嫌いいけ好かない虫が好かないいや気に食わない犬も食わぬ憎い憎らしい憎たらしい憎憎しい苦苦しい腹立たしいいまいましい苦虫を噛み潰したよう苦り切る眉をひそめる鼻持ちならないうとむうとんずる嫌気忌避忌み嫌う煙たがる呪わしいきしょい気色が悪い気味が悪い気味悪い底気味悪い薄気味悪い鳥肌が立つ気持ち悪い虫唾むしずが走る反吐へどが出るきもいグロいおどろおどろしい不気味不快不愉快鼻に付くうっとうしいむかつくむしゃくしゃくしゃくしゃ不興不機嫌薄ら寒いうそ寒い胸が悪い胸糞が悪い心外苛立たしいうらめしいしかめっ面渋面しぶつらしかめるひそめるひそみ苦る辟易うるさい嫌がる嫌気が差すいと蛇蝎視だかつし唾棄倦厭けんえん迷惑身の毛がよだつ総毛立つ背筋が寒くなる背筋が凍るぞっと肌にあわを生じる冷汗三斗

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普及版 字通「顰蹙」の解説

【顰蹙】ひんしゆく

顔をしかめる。〔顔氏家訓、治家〕齊の部侍烈、未だ嘗(かつ)て嗔怒(しんど)せず。~嘗て人にを寄(託)す。奴婢、屋を徹し、と爲して(ほぼ)盡きたり。之れを聞きて顰蹙せるも、(つひ)に一言も無し。

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