福山[市](読み)ふくやま

百科事典マイペディアの解説

福山[市]【ふくやま】

広島県南東部,瀬戸内海に面する市。1916年市制。主要市街地は芦田川三角州にあり,山陽本線・新幹線,山陽自動車道が通じ福塩線が分岐する。1966年西隣の松永市と合併。古く備後(びんご)国府の外港であったが,1619年水野勝成が福山城を築き,城下町として発展した。1961年に大製鉄所が進出,1963年に工業整備特別地域と福山港の重要港湾指定を受けて開発が進み,瀬戸内工業地域の中核となった。下駄,琴を特産。福山大学,福山城跡(史跡),(とも),仙酔(せんすい)島沼名前(ぬなくま)神社がある。2003年2月芦品郡新市町,沼隈郡内海町を,2005年2月沼隈郡沼隈町を,2006年3月深安郡神辺町を編入。518.14km2。46万1357人(2010)。
→関連項目加茂吉備津神社福塩線

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世界大百科事典 第2版の解説

ふくやま【福山[市]】

広島市東部にあり,1916年市制。1956年に周辺10町村を合わせ,66年松永市,74年芦田町,翌年加茂,駅家2町と合体。市域を広げた。人口37万4517(1995)。市街地は芦田川の下流平野を中心に福山湾岸や松永湾岸にひろがる。江戸初期に水野氏の城下町として開かれ,以後松平氏,阿部氏の治世が続くなかで三角州と前面の海を干拓し,米作のほかワタ,イグサなどの栽培や製塩を行った。明治になると備後畳表,備後かすり,福山琴,松永下駄などの伝統地場産業を中心に商工業が盛んとなった。

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