重箱の隅を楊枝でほじくる(読み)ジュウバコノスミヲヨウジデホジクル

デジタル大辞泉 の解説

重箱じゅうばこすみ楊枝ようじでほじくる

非常に細かいことまで問題にして、口うるさく言うことのたとえ。重箱の隅をつつく。楊枝で重箱の隅をほじくる。→重箱の隅は杓子しゃくしで払え
[補説]「重箱のかどを」とするのは誤り。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

じゅうばこ【重箱】 の 隅(すみ)を楊枝(ようじ)で=ほじくる[=つつく]

  1. 些細な点まで干渉穿鑿(せんさく)したり、どうでもよいようなつまらない事柄にまで口出しをすることのたとえ。

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ことわざを知る辞典 の解説

重箱の隅を楊枝でほじくる

重箱の隅に残ったものを楊枝でほじくり出す。ささいな点まで干渉し、せんさくしたり、どうでもよいようなつまらない事柄にまでいちいち口出しをすることのたとえ。

[使用例] 楊枝で重箱の隅をほじくったようなことを言って得意がっている[田山花袋東京の三十年|1917]

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