襤褸糞(読み)ボロクソ

デジタル大辞泉 「襤褸糞」の意味・読み・例文・類語

ぼろ‐くそ【襤×糞】

[名・形動]ひどく劣っていること。まったく価値のないこと。また、そのようなものとしてののしるさま。「襤褸糞にけなす」
[類語]徹底的徹頭徹尾あくまでどこまでもとことんけちょんけちょんこてんこてんこてんぱん完膚なきまで悪し様口汚いくそみそ罵詈雑言ばりぞうごん悪口わるくち陰口誹謗謗り中傷悪口あっこう雑言罵詈悪態悪罵嘲罵痛罵怒罵面罵罵倒讒謗悪たれ口憎まれ口こき下ろすけなくさそしけちを付ける難癖を付ける

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精選版 日本国語大辞典 「襤褸糞」の意味・読み・例文・類語

ぼろ‐くそ【襤褸糞】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 価値のないもの。劣悪なもの。転じて、ひどく劣っているものとしてののしっていうさま。ひどく悪くいうさま。ぼろかす。くそみそ。
    1. [初出の実例]「人質屋・疾病をほろくそにする」(出典:雑俳・伊勢冠付(1772‐1817))

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