口喧しい(読み)クチヤカマシイ

デジタル大辞泉 「口喧しい」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「口喧しい」の意味・読み・例文・類語

くち‐やかまし・い【口喧】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]くちやかま〘 形容詞シク活用 〙
  2. 口数が多くてうるさい。
    1. [初出の実例]「喋々は多言の貌、やくたいもないことをくちやかましう云ふことを云ふ」(出典:唐詩選国字解(1791)附言)
  3. 些細なことにもとがめだてをして、やかましくこごとを言う。
    1. [初出の実例]「しかればくちやかましう詩意を解して」(出典:唐詩選国字解(1791)附言)
    2. 「意地がわるくって口(クチ)やかましく小言をいって」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)三)

口喧しいの派生語

くちやかまし‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

口喧しいの派生語

くちやかまし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

くち‐がまし・い【口喧】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]くちがま〘 形容詞シク活用 〙 ( 「がましい」は接尾語 ) 口やかましい。口数が多い。多弁である。口かしまし。口かまびすし。
    1. [初出の実例]「天性口がましきなんありける人にて」(出典:愚管抄(1220)六)
    2. 「いづれ口がましう何やかや取まぜていふ事つきず」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)四)

口喧しいの派生語

くちがまし‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

口喧しいの派生語

くちがまし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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