デジタル大辞泉
「口が減らない」の意味・読み・例文・類語
口が減らない
口が達者で、理屈を並べて言い返したり、勝手なことを遠慮なくしゃべったりするさま。「ああ言えばこう言う、まったく口が減らないやつだ」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
くち【口】 が 減(へ)らない
(「へる」は負ける意)
道理に負けても、なお理屈をならべたてるなどする。負けおしみをいう。また、勝手なことを遠慮なく言う。へらずぐちをきく。
※
四河入海(17C前)二五「口がへらぬぞ。只なりとも冬はひっこうで可
レ居に、在獄中も無
レ子細、
簡要の春になる
時分に出たはいかんと喜也」
※
同志の人々(1923)〈
山本有三〉一「『言いつけたって
かまやしない』『口のへらない小僧さんだね』」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報