小喧しい(読み)コヤカマシイ

デジタル大辞泉 「小喧しい」の意味・読み・例文・類語

こ‐やかまし・い【小×喧しい】

[形][文]こやかま・し[シク]ちょっとしたことにもいちいち口を出してうるさい。口うるさい。「―・く言い立てる」
[類語]うるさいやかましい騒騒しい騒がしいかまびすしいかしましいにぎやか口うるさい口やかましい騒然喧騒喧喧囂囂けんけんごうごうけたたましいやいのやいのああ言えばこう言う揚げ足を取るあげつらう言いたい放題言い立てるうるさ型鸚鵡返しかき口説くがたがたがみがみくそみそくだくだぐだぐだくだくだしい口が減らない口が悪い口汚い口さがない口幅ったい口任せくどいくどくどくどくどしいクレーマーけちを付ける口角泡を飛ばす小うるさいごてごて懇懇嘖嘖さくさく舌長しちくどい四の五の重箱の隅をつつく諄諄じゅんじゅん針小棒大ずけずけずばずばたらたらちくちく喋喋ちょうちょう丁丁発止つべこべ滔滔とうとうどうのこうのとやかくなんのかのねちねちねっちりぶすぶすぶつくさぶつぶつべちゃくちゃぺちゃくちゃぼろくそまくし立てる回りくどい耳に胼胝たこができる蒸し返すやいやいやかまし屋

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精選版 日本国語大辞典 「小喧しい」の意味・読み・例文・類語

こ‐やかまし・い【小喧】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]こやかま〘 形容詞シク活用 〙 ( 「こ」は接頭語 ) ちょっとしたことにでもくどくどと口やかましい。小うるさい。〔邇言便蒙抄(1682)〕
    1. [初出の実例]「嫁に往って小喧(コヤカマ)しい姑でも持ったら」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)

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