口煩い(読み)クチウルサイ

デジタル大辞泉 「口煩い」の意味・読み・例文・類語

くち‐うるさ・い【口煩い】

[形][文]くちうるさ・し[ク]細かいことまでいちいち小言や文句をいうさま。口やかましい。「―・く注意する」
[類語]うるさいやかましい騒騒しい騒がしいかまびすしいかしましいにぎやか口やかましい小やかましい騒然喧騒喧喧囂囂けんけんごうごうけたたましい口さがない口が悪い辛口毒舌ずけずけずばずばあけすけ歯に衣着せぬ口酸っぱく口を酸っぱくするがみがみぽんぽんざっくばらん開けっ広げ開けっ放し単刀直入ずばり直截ちょくせつ率直開放的あからさまおおっぴら露骨あらわ赤裸裸赤裸筒抜けガラス張り公然表沙汰フランクストレートダイレクトき出しえげつない遠慮会釈もない無遠慮言いたい放題啖呵たんかを切るやいのやいのああ言えばこう言う揚げ足を取るあげつらう言い立てるうるさ型鸚鵡おうむ返しかき口説くがたがたくそみそくだくだぐだぐだくだくだしい口が減らない口汚い口幅ったい口任せくどいくどくどくどくどしいクレーマーけちを付ける口角泡を飛ばす小うるさいごてごて懇懇嘖嘖さくさく舌長しちくどい四の五の重箱の隅をつつく諄諄じゅんじゅん針小棒大たらたらちくちく喋喋ちょうちょう丁丁発止つべこべ滔滔とうとうどうのこうのとやかくなんのかのねちねちねっちりぶすぶすぶつくさぶつぶつべちゃくちゃぺちゃくちゃぼろくそまくし立てる回りくどい耳に胼胝たこができる蒸し返すやいやいやかまし屋

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精選版 日本国語大辞典 「口煩い」の意味・読み・例文・類語

くち‐うるさ・い【口煩】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]くちうるさ・し 〘 形容詞ク活用 〙 ちょっとしたことでもうるさく言う。くちやかましい。
    1. [初出の実例]「絶えず口(クチ)うるさく世話を焼く心配が無かったから」(出典茶話(1915‐30)〈薄田泣菫女房の通辯)

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