厚顔無恥(読み)コウガンムチ

デジタル大辞泉 「厚顔無恥」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「厚顔無恥」の意味・読み・例文・類語

こうがん‐むち【厚顔無恥】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) あつかましく、恥を恥とも思わないこと。
    1. [初出の実例]「厚顔無恥(コウガンムチ)、背徳偽善の実行代表者として」(出典:裸に虱なし(1920)〈宮武外骨帝陵に擬せんとする藤田家の墓所)

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四字熟語を知る辞典 「厚顔無恥」の解説

厚顔無恥

あつかましく、恥を恥とも思わないこと。

[活用] ―な・―に・―だ。

[使用例] 役人は、ますますさかんに、れいのいやらしい笑いを発して、厚顔無恥の阿呆らしい一般概論をクソていねいに繰りかえすばかり[太宰治家庭の幸福|1948]

[使用例] いかに私が厚顔無恥でも、今更ここのママに泣きつくわけにはいかなかった[檀一雄火宅の人|1975]

[解説] 「厚顔」はあつかましいこと。「無恥」は恥知らずなこと。

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