デジタル大辞泉 「濁り酒」の意味・読み・例文・類語
にごり‐ざけ【濁り酒】
[類語]酒・
白く濁っている酒。濁酒(だくしゅ)、白馬(しろうま)などともいわれ、一般にはどぶろくと同じ場合が多い。どぶろくは、日本酒をつくるとき、もろみを濾過(ろか)しないで、麹(こうじ)や米粒の混じったままのどろどろした状態の酒をいうが、今日、このようなどぶろくは酒の密造につながるものとして、製造、販売は禁止されている。なお、市場で「にごり酒」とか「白酒(しろき)(白貴)」などという名で販売されているものは、もろみを目の粗い袋で濾過したもので、滓(おり)の混じったままの濁っている酒である。酒税法上は、原料は米と麹であり、濾過しているので、濁ってはいるが清酒(せいしゅ)に属する。なお、奈良時代すでに清酒(すみざけ)、濁酒(にごりざけ)があったが、両者の違いは澄ませ方の程度の差と考えられ、現在のような濾過した清酒が商業ベースでつくられるようになったのは江戸初期以降である。
[秋山裕一]
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...