青天の霹靂(読み)セイテンノヘキレキ

デジタル大辞泉 「青天の霹靂」の意味・読み・例文・類語

青天せいてんの霹靂へきれき

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。
[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。
[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・打ち付け・ぶっつけ・急・にわか・出し抜け・急遽きゅうきょ・短兵急・不意・忽然こつぜん・俄然・突如・いきなり・不意に・ふと・ふいと・唐突・ふっと・つい・ついつい・ついと・つと・ひょっと・ひょい・はた・思わず・思わず知らず・思いがけず・はしなく・はしなくも・図らず・図らずも・時ならず・忽たちまち・卒然・藪やぶから棒・寝耳に水・矢庭に・すいと・がばと・がばっと・むっくと・むっくり・むくり・すっく・すっと・さっと・ぱっと・身軽・身軽い・軽軽・軽快・機敏・一瀉いっしゃ千里・急ピッチ・ひょいひょい・ぴょん・ぴょんぴょん・しゃきしゃき・てきぱき・つっと・あっと言う間・見る見る・あれよあれよ・とっさ・とっさに・すぐさま・即座・すかさず・抜き打ち・頓とみに・忽焉こつえん・勃然ぼつぜん・翻然・卒爾そつじ・ばったり・ぱたり・ぱたっと・一足飛び・彗星すいせいの如く・不意打ち・急転・急変・急展開・どきん・がらっと・まさか・ぬっと・意外・不測

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精選版 日本国語大辞典 「青天の霹靂」の意味・読み・例文・類語

せいてん【青天】 の 霹靂(へきれき)

  1. ( 青く晴れた空に突然におこるかみなりの意から ) 思いがけずおこる突発的事変。晴天の霹靂。
    1. [初出の実例]「独逸軍艦が膠州湾占領の警電は青天の霹靂たる感なきにあらざるも」(出典:日本‐明治三〇年(1897)一一月二〇日)
    2. [その他の文献]〔陸游‐九月四日雞未鳴起作詩〕

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故事成語を知る辞典 「青天の霹靂」の解説

青天の霹靂

思いがけず生じる大事件のたとえ。

[使用例] コンスタンティノープル救援のための本格的な財政支出を決定した直後の知らせだっただけに、陥落は、青天の霹靂と受けとられたのである[塩野七生*コンスタンティノープルの陥落|1983]

[由来] 一一世紀、北ほく宋そう王朝の時代から、中国の詩で使われている表現。もともとは、詩や文章の力強さのたとえで、早いものとしては、一一世紀前半、二〇代後半で亡くなった夭折の詩人、王令の作品に、友人の詩のできばえを「万古の青天、霹靂飛ぶ(昔から変わらない青空に、雷鳴が響く)」と表現した句があります。これが後に変化して、突発的な大事件のたとえとして使われるようになりました。

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ことわざを知る辞典 「青天の霹靂」の解説

青天の霹靂

青く晴れた空に突然におこるかみなり。思いがけない突発的事変のたとえ。

[使用例] 邦枝が日本を去るというのは青天の霹靂であった[有吉佐和子*地唄|1956]

[解説] 中国南宋の詩人陸りく游ゆうの詩「九月四日雞未鳴起作」にあることば。英語に、ほとんど同じ発想で比喩的意味も変わらないA bolt from (out of) the blue.があり、その定訳ともなっています。

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デジタル大辞泉プラス 「青天の霹靂」の解説

青天の霹靂〔映画〕

2014年公開の日本映画。タレントの劇団ひとりが監督として自身の小説を映画化したヒューマンコメディ。出演:大泉洋、柴咲コウ、劇団ひとりほか。

青天の霹靂〔米の銘柄〕

銘柄米のひとつ。品種は青森県産業技術センターが開発した「青系187号」。寒さやいもち病に強く、食味良好。2015年発売。登録商標。

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