デジタル大辞泉
「名聞」の意味・読み・例文・類語
みょう‐もん〔ミヤウ‐〕【名聞】
[名・形動]
1 名声が世間に広まること。世間での評判・名声。ほまれ。「名聞を求める」
2 名声を求めて世間体をつくろうこと。また、そのさま。
「この大将は…、―になどぞおはせし」〈大鏡・師尹〉
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みょう‐もん ミャウ‥【名聞】
〘名〙 (形動)
① 名声が世間に広く聞こえているさま。世間での名声や評判。ほまれ。〔
法華義疏(7C前)〕
② 名誉やよい評判を得るために、体裁をつくろうこと。
偽善をなすこと。また、そのさま。
※大鏡(12C前)二「ちちおとどよりも、御心ざまわづらはしく、くせぐせしきおぼえまさりて、名聞になどぞおはせし」
※
落語・
本能寺(1898)〈六代目桂文治〉「何商売でも六ヶ敷く
御坐いますけれども、其内にも
俳優は誠に名聞
(ミャウモン)な者で御坐います」
めい‐ぶん【名聞】
〘名〙 世間での評判や名声。みょうもん。〔音訓新聞字引(1876)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「名聞」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報