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カービン銃 カービンじゅうcarbine

翻訳|carbine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カービン銃
カービンじゅう
carbine

銃身が短く軽い滑腔銃またはライフル銃。語源は不明だが,16世紀の中期または後期に由来すると思われる。 18世紀まで騎兵用であった。その後,乗馬しない将校,砲兵,その他特殊兵科の軍人が携帯した。 1960年代までには軽量の自動小銃が一般化し,カービンはすたれた。ライフル銃とカービン銃の区分は各国軍によってまちまちである。

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デジタル大辞泉の解説

カービン‐じゅう【カービン銃】

carbine銃身の短い小銃。主として米国陸軍が使用した自動装塡(そうてん)式の近距離戦闘用小銃をいう。もとは、騎兵銃をさした。

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百科事典マイペディアの解説

カービン銃【カービンじゅう】

16世紀末期に騎馬隊用に作られた短銃身の滑腔銃に発し,騎兵銃一般をさしたが,第2次大戦で米軍が採用したM1カービン以後は,もっぱらこの系統の銃をさす。自衛隊でも使用。

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大辞林 第三版の解説

カービンじゅう【カービン銃】

〔carbine もと騎兵銃のこと〕
アメリカ陸軍が開発した、軽量の自動小銃。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カービン銃
かーびんじゅう
carbine

従来は、歩兵銃の銃身を短縮した短小銃(英語でcarbine、ドイツ語でKarbine)をさし、騎兵銃または騎銃とよばれた。1941年にアメリカ陸軍がウィンチェスター銃器会社に依頼して、これまでのカービン銃の性格から離れ、将校用小火器として歩兵銃と短機関銃の中間に存在する新しいタイプの軽量短小銃を設計させ、これをM1カービンとして採用してからは、カービン銃といえばこの種のものをさすようになった。弾薬も在来型は歩兵銃と同じものを使用したが、M1カービンからは小銃弾と拳銃弾の中間で独自のものとなり、15~30発が装填(そうてん)でき、自動装填機構をもつ。M1カービンは第二次世界大戦以来、アメリカ軍供与の装備をもつ東南アジア各国で広く使用された。[小橋良夫]

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世界大百科事典内のカービン銃の言及

【小銃】より

…その後,銃腔にらせん状に溝(腔線という)を刻み,弾丸に回転を与え弾道を安定させる施条銃(腔線銃)が現れた。(4)用途による分類 小銃には特殊なものとして,(a)銃身が短く馬上で使いやすくした騎兵銃(カービン銃),(b)遠距離の射撃精度を向上させた狙撃銃などがある。なお,かつては滑腔式の軍用長身銃をマスケット銃musketと呼び,これに対し腔線(ライフル)を施した銃をライフルと呼んで区別していたが,すべてが施条銃となった今日,小銃をライフルもしくはライフル銃と呼ぶことが多い。…

※「カービン銃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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