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二ノ舞 にのまい

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世界大百科事典 第2版の解説

にのまい【二ノ舞】

雅楽・舞楽の曲名。唐楽の壱越(いちこつ)調。二人舞で文(ぶん)ノ舞(平舞)。《安摩(あま)》に続いて舞う。番舞(つがいまい)は《蘇利古(そりこ)》。上位の舞人は左方襲(かさね)装束(袍なし)に咲(えみ)面(老爺の笑った面)をつけ,牟子(むし)(帽子のようなもの)に篠竹をはさみ,下位の舞人は右方襲(かさね)装束に腫(はれ)面(老婆のはれただれた面)をつけ,腰に下笹をはさんで舞う。《安摩》を舞っている間に《二ノ舞》の舞人は舞台の下に出て舞を見ている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の二ノ舞の言及

【安摩】より

…左方襲(かさね)装束(常装束とも)に巻纓(けんえい)・緌(おいかけ)の冠,雑面(ぞうめん)をつけ,右手に笏(しやく)を持って舞う。《安摩》だけ独立して舞われることはほとんどなく,《二ノ舞》と続けて舞われ,《二ノ舞》は《安摩》の答舞の型となっている。天平のころ,林邑(今のベトナム)の僧仏哲が伝えたものを,承和年間(834‐848)に大戸清上が改作したといわれる。…

【もどき】より

…芸能では主役のまねをしたり,からかったりする道化の性格をもつ役や曲をいう。たとえば御神楽(みかぐら)の人長(にんぢよう)と才男(さいのお),能の《》と《三番叟》を,神ともどきの関係としてみることができるし,舞楽の《二ノ舞》は,《安摩(あま)》の答舞の形をとって《安摩》をまねて舞われるが,これは《安摩》に対するもどきである。民俗芸能では,長野県下伊那郡阿南町新野(にいの)の雪祭に登場する〈さいほう〉という神の後に〈もどき〉という面役が〈さいほう〉の所作をおもしろおかしく演じてみせ,静岡県磐田郡水窪(みさくぼ)町の西浦(にしうれ)田楽では,《地固め》《つるぎ》《高足(たかあし)》など庭清めの演目に〈もどきの手〉があり,繰り返し前曲を演じる。…

※「二ノ舞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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