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加茂[町] かも

百科事典マイペディアの解説

加茂[町]【かも】

京都府南端,相楽(そうらく)郡の旧町。木津川流域に主集落があり関西本線が通じる。米,茶,シイタケ花卉(かき)などを産する。恭仁京造営地で,山城国分寺跡史跡),岩船(がんせん)寺浄瑠璃寺がある。

加茂[町]【かも】

島根県東部,大原郡の旧町。木次(きすき)線が通じる。斐伊(ひい)川の支流赤川流域に位置する。米作を行うほか,ブドウなどの果樹,茶を栽培する。2004年11月大原郡大東町,木次町,飯石郡三刀屋町,掛合町,吉田村と合併し市制,雲南市となる。

加茂[町]【かも】

岡山県北部,苫田(とまた)郡の旧町。大半が山地で,主集落は吉井川の支流加茂川流域の集落小中原(こなかばら)と因美線に沿う桑原。木材と牛の生産を行う。かつて砂鉄多産した。

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世界大百科事典 第2版の解説

かも【加茂[町]】

京都府南部,相楽郡の町。人口1万6666(1995)。笠置山地に連なる丘陵が大部分を占め,西流する木津川沿いに低地が広がり,盆地状をなす。米作を中心に茶,蔬菜,ブドウ,シイタケの栽培が盛んであり,ふすま紙,壁紙の生産は,全国生産高の3割を占める。伝統産業として加茂焼もある。740‐744年(天平12‐16)に聖武天皇恭仁京(くにきよう)が置かれた地で,山城国分寺もあり,その東の銭司(ぜず)は和同開珎を鋳造した鋳銭場のあった所とされる。

かも【加茂[町]】

岡山県北部,苫田(とまた)郡の町。人口5913(1995)。吉井川支流の加茂川流域に位置し,町域の大部分は中国山地脊梁部の山地が占める。加茂川と倉見川の合流点にある谷口集落の小中原を中心として発展してきたが,昭和初期の国鉄因美線開通後は駅前の桑原に中心が移った。加茂川上流の加茂谷は農業不振の地で近世末期には百姓一揆が頻発し,〈強訴谷〉ともいわれた。かつては砂鉄採取が盛んで,倉見の奥の墓坪(はかなる)には砂鉄採取者の無縁墓地が多く残る。

かも【加茂[町]】

島根県北部,大原郡の町。人口6695(1995)。西は出雲市に接し,中央を斐伊(ひい)川の支流赤川が西流して出雲市との境界付近で本川に合流する。赤川流域には多くの弥生遺跡や古墳があり,神原神社古墳からは景初3年(239)銘の三角縁神獣鏡が発見され,加茂岩倉遺跡からは多量の銅鐸が発見された。近世には木綿市,牛馬市が立ち,松江藩の奨励の下でニンジン栽培が盛んであった。赤川沿いはしばしば洪水の被害を受けていたが,1937年の改修により優良米の産地になった。

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