デジタル大辞泉 「甚く」の意味・読み・例文・類語
いたく【▽甚く】
1 程度のはなはだしいさま。非常に。ひどく。「
2 (あとに打消しの語を伴って)それほどには。たいして。
「わがため面目あるやうに言はれぬる
[類語]迚も・大層・大変・極めて・至って・非常に・
( 1 )「いたし」は極度である意も表わすが、上代では肉体的・精神的苦痛を表わす例がめだつ。中古に入ると程度のはなはだしさを示す用法は連用形「いたく」にかたよるようになり、これが上代の「いた」の副詞的用法にも通じる副詞となった。
( 2 )音便化して「いたう」となるが、韻文では後まで「いたく」の形が好んで使われ、特に「いたくな…そ」の禁止表現は、一つの定まった表現のように用いられた。
( 3 )「いたく」は動作・作用の程度のはなはだしさを表わす語としてもっぱら動詞の修飾に用いられ、形容詞についてその状態のはなはだしさをいう場合は「いと」が使用された。
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...