盛ん(読み)サカン

デジタル大辞泉 「盛ん」の意味・読み・例文・類語

さかん【盛ん】

[形動][文][ナリ]《「さかり」の音変化》
勢いがいいさま。「盛ん声援がとぶ」「盛んに燃える」「食欲盛んだ」
人が最も元気な時期にあるさま。気力などが充実しているさま。「人生盛ん時代」「老いてますま盛んだ」「血気盛ん
盛大に行われるさま。繁盛しているさま。また、広く行われるさま。「スポーツ盛ん学校」「盛ん歓迎会」「貿易盛んになる」「欧米ではサッカー盛んだ」
積極的に繰り返し行われるさま。熱心。「学者の間で盛んな議論が交わされた」
[類語](1)(「―と」「―たる」の形で)隆隆りゅうりゅう鬱然うつぜん澎湃ほうはい勃勃ぼつぼつ油然ゆうぜん湧然ゆうぜん沸沸ふつふつ/(2旺盛おうせい軒昂けんこう衝天鬱勃清新溌辣はつらつ澎湃ほうはい血気盛んもりもりむくむくみなぎるみなぎらすあふれる燃え上がる沸き上がる沸き立つ込み上げるたぎる高ぶる発揚燃える燃え立つ鼻息が荒い血気にはや奮い起こす奮い立つ気を吐くエネルギッシュ活発快活精力的あぶらが乗る水を得たうおのよう情熱的意欲的野心満満精彩元気活動的動的ダイナミックエナジェティック建設的積極的肯定的自主的発展的能動的計画的前向きポジティブ熱狂的熱情的白熱的激越狂熱熱烈烈烈熱血熱っぽい血が騒ぐパッショネートホットバイタルバイタリティー生き生き生生せいせいビビッド奮って自発的主体的意図的進取進んで我勝ち我先我も我もしゃにむにアクティブアグレッシブ自ら身を以てダイレクト作為作為的あえてえいやっと我劣らじと強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切ってるか反るか思う様思う存分存分思いのまま力一杯精一杯率先果敢惜しみない意気込む本腰腰を入れる入れ込むひたむき鬱然勃勃油然ゆうぜん湧然沸沸肩肘かたひじ張る勢い込む気張る張り切る腕が鳴る腕にりをかけるハッスルしたり顔自慢顔自慢たらしい胸を張る得意満面得意顔有頂天意気揚揚鬼の首を取ったよう欣喜雀躍きんきじゃくやく意気が揚がるどや顔手柄顔天狗になる見得を切る大見得を切る/(3盛大隆盛繁栄殷盛いんせい殷賑いんしん全盛/(4大いにしきしげ頻繁ひんぱん引っ切りなしに絶えず

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む