無理算段(読み)ムリサンダン

デジタル大辞泉 「無理算段」の意味・読み・例文・類語

むり‐さんだん【無理算段】

[名](スル)極めて苦しい状況の中でなんとか物事や金のやりくりをつけること。「無理算段して借金を返す」
[類語]無理遣り無理強いて敢えて努めてできるだけ極力なるたけなるべく可及的必ずきっと絶対是非何としてもどうしても何がなんでも是が非でも押してたってどうぞどうかくれぐれも願わくはなにとぞなんとかまげてひとつ必死誓っててっきり違いないはず決まってすなわち否が応でも否でも応でもいやでもいやとも是非とも無理無体無理押し無理強制的強引強気強行独断独断的理不尽強硬頑強問答無用強要力尽く力任せ腕尽くごり押し断固一刀両断横柄威圧的否応無し頑として横紙破り横紙を破る有無を言わせず腕力に訴える横車を押す押し付けがましいねじ伏せる首に縄を付ける遠慮会釈もない無遠慮高圧的高飛車頭ごなし押し通す押し付ける一方的豪腕

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精選版 日本国語大辞典 「無理算段」の意味・読み・例文・類語

むり‐さんだん【無理算段】

  1. 〘 名詞 〙 無理をして物事や金銭融通をつけること。
    1. [初出の実例]「今でこそこのやうな後家といっても犬の後家、姐御(あねご)姐御とおひゃらかされ、無理算段(ムリサンダン)日済貸(ひなしがし)」(出典:歌舞伎・忠臣蔵後日建前(女定九郎)(1865)下)

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