壮絶(読み)ソウゼツ

デジタル大辞泉 「壮絶」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぜつ〔サウ‐〕【壮絶】

[名・形動]きわめて勇ましく激しいこと。また、そのさま。「壮絶最期を遂げる」「壮絶戦い
[補説]「壮絶ないじめ」のように、すさまじいさま、むごたらしいさまの意で用いられることがある。
[派生]そうぜつさ[名]
[類語]猛烈強烈激烈鮮烈凄烈凄絶壮烈悲壮激しいすさまじい過激ラジカル熾烈しれつ苛烈激甚急激峻烈しゅんれつ激越矯激ファナティック先鋭烈烈痛烈辛辣シビア強いきついどぎついひどい手ひどいすごいものすごい厳しい手厳しいはなはだしい桁外れ桁違い並外れ格段著しい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん苛酷鋭いこっぴどい強力強大無敵最強力強い手強い荒荒しい荒っぽい大荒れ猛然荒らか威烈猛に

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精選版 日本国語大辞典 「壮絶」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぜつサウ‥【壮絶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) この上なく壮大なさまを呈すること。また、きわめて壮烈なさま。勇ましく意気さかんなさま。
    1. [初出の実例]「山は玉笋(ぎょくじゅん)を連ね、去天不尺の勢あり、其勝景実に壮絶すと」(出典米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    2. 「嗚呼(ああ)世にもこれより更に壮絶(サウゼツ)惨絶光景があらうか」(出典:別天地(1903)〈国木田独歩〉下)

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普及版 字通 「壮絶」の読み・字形・画数・意味

【壮絶】そうぜつ

壮烈。

字通「壮」の項目を見る

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