デジタル大辞泉
「伏線」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ふく‐せん【伏線】
- 〘 名詞 〙
- ① 文章技法の一つ。小説、戯曲などで、後に述べる事柄の準備のために、関連した事柄を前の方でほのめかしておくこと。また、そのもの。
- [初出の実例]「所云(いはゆる)伏線は、後に必出すべき趣向あるを、数回以前に、些(ちょと)墨打(すみうち)をして置く事也」(出典:読本・南総里見八犬伝(1814‐42)九)
- ② 後の事に備えて、予め設けておくこと。また、そのもの。
- [初出の実例]「若しも否めばお前さんはドウだと暴れて遣らうと云ふ強身の伏線(フクセン)がある」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉一身一家経済の由来)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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