デジタル大辞泉
                            「すっと」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    すっ‐と
        
              
                        - 〘 副詞 〙
- ① 細長い一本の筋となってまっすぐにのびるさまを表わす語。すうっと。- [初出の実例]「あのひだりの方へ、すっとでた枝を見たか」(出典:狂言記・萩大名(1660))
 
- ② かろやかにまたはすばやく、すらりと何の抵抗もなく、しずかに、物事が進行または変化するさま、また、そのように物事を行なうさまを表わす語。すうっと。さっと。- [初出の実例]「先王の威勢を幾(ほとと)に頓(やふれなん)とて、すっと持ち失うたでこそあれぞ」(出典:史記抄(1477)二)
- 「食事の席や買い物の場所になると趙さんはスッと姿をかくす」(出典:藁のおとし穴(1974)〈坂上弘〉)
 
- ③ わだかまった気持が晴れて、さっぱりするさまを表わす語。また、涼しげで、さわやかな味わいを表わすのにも用いる。すうっと。- [初出の実例]「お蔭で結構なお庭を拝見して頭がすっと致しました」(出典:金(1926)〈宮嶋資夫〉二五)
 
- ④ 物を吸いこむ音を表わす語。- [初出の実例]「物をすひいるるにすっとすふともいひ」(出典:名語記(1275)六)
 
 
            
		
                      
                    すっと
              
                        - 〘 名詞 〙
- ① =すっぱ(素破)①
- ② 人または犬・猫などをののしっていう語。- [初出の実例]「軒の下に寝て居る犬、起き、吠えかかる。『すっとめすっとめ。こいつは俺を乞食だと見たさうな』」(出典:歌舞伎・男伊達初買曾我(1753)四)
 
 
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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