味方・御方・身方(読み)みかた

大辞林 第三版の解説

みかた【味方・御方・身方】

( 名 ) スル
〔「かた」に尊敬の接頭語「み」の付いたものから。「味方・身方」は当て字〕
自分の属する側。 「 -に引き入れる」
加勢すること。 「弱い方に-する」

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精選版 日本国語大辞典の解説

み‐かた【味方・御方・身方】

〘名〙 (「かた」の敬称「御方」の意。「味方」はあて字)
① 天皇の軍勢。朝廷がわに属する軍隊。官軍。
※古事記(712)中(兼永本訓)「太子(ひつきのみこ)の御方(ミカタ)は、丸邇臣(わにのをむ)の祖(おや)
② 自分が属しているほう。志を同じくしたり、同一の敵にたちむかったりする仲間。助勢をしてくれる側。
※水鏡(12C後)下「大臣その夜逃げて近江の国へ行きしに、みかたの軍(いくさ)外の道よりさきに至りて」
③ (━する) 加勢すること。助勢すること。
※平家(13C前)五「其後畠山〈略〉御方をつかまつり」
④ みうちの者。親類。
※雑俳・夜の花(1758)「献立を見廻ふて通る身方客」

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