大社[町](読み)たいしゃ

百科事典マイペディア 「大社[町]」の意味・わかりやすい解説

大社[町]【たいしゃ】

島根県北東部,日本海に面する簸川(ひかわ)郡の旧町。古く杵築(きづき)といい,出雲大社門前町として発達。一畑(いちばた)電車が通じる。砂丘ではブドウの栽培が盛ん。稲佐浜(いなさのはま)は遠浅砂浜で全国から出雲大社に集まる神々の上陸地とされ,陰暦10月10日に神迎え神事が行われる。海水浴場でもある。日御碕(ひのみさき)がある。2005年3月平田市,簸川郡佐田町,多伎町,湖陵町と出雲市へ編入。41.80km2。1万6258人(2003)。

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