デジタル大辞泉 「空風」の意味・読み・例文・類語 から‐かぜ【空風/▽乾風】 冬に雨・雪などを伴わないで強く吹く乾いた北風。多く、関東地方に吹く寒風をいう。からっかぜ。《季 冬》「雪は来で―きほふ空凄し/曽良」[類語]木枯らし・北風・寒風・風・春一番・春風しゅんぷう・春風はるかぜ・花嵐・薫風・風薫る・緑風・やませ・涼風すずかぜ・涼風りょうふう・秋風・野分き・季節風・モンスーン・貿易風・東風ひがしかぜ・東風こち・西風・偏西風・南風みなみかぜ・南風はえ・凱風・朔風・雨風・波風・風浪・風雪・風雨・無風・微風・そよ風・軟風・強風・突風・烈風・疾風・はやて・大風・颶風・暴風・爆風・ストーム・台風・ハリケーン・サイクロン・神風・砂嵐・つむじ風・旋風・竜巻・トルネード・追い風・順風・向かい風・逆風・横風・朝風・夕風・夜風・松風まつかぜ・松風しょうふう・山風・山颪・颪・谷風・川風・浜風・潮風・海風・陸風・熱風・温風・冷風 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「空風」の意味・読み・例文・類語 から‐かぜ【空風・乾風】 〘 名詞 〙 湿気や雨雪をともなわないで、激しく吹く風。からっかぜ。《 季語・冬 》[初出の実例]「江辺や海辺は常にから風が吹て沙を吹起(たつ)」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)一三) そら‐かぜ【空風】 〘 名詞 〙 風邪にかかったふうをすること。うその風邪。[初出の実例]「近習者どもは、この物はそら風をやみ給ふにこそなどぞ、いひあへりける」(出典:古今著聞集(1254)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by