デジタル大辞泉
「山颪」の意味・読み・例文・類語
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やま‐おろし【山颪】
- 〘 名詞 〙
- ① 山から吹きおろす風。山おろしの風。
- [初出の実例]「心して稀に吹つる秋風を山おろしにはなさじとぞ思ふ〈大輔〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)雑二・一一三八)
- ② 歌舞伎の下座音楽の一つ。大太鼓を長桴(ながばち)で打ち、山中の風が激しく樹木を吹き鳴らす音を象徴したもの。山中の場の幕開き、幕切れ、人物の出入りなどに用いる。
- [初出の実例]「評判ははげしかれとて顔みせにみな手をうつの山おろしかな」(出典:狂歌・徳和歌後万載集(1785)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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