野分き(読み)ノワキ

デジタル大辞泉 「野分き」の意味・読み・例文・類語

の‐わき【野分き】

《野の草を風が強く吹き分ける意》秋から冬にかけて吹く暴風。特に、二百十日二百二十日前後に吹く台風。のわきのかぜ。のわけ。 秋》「吹きとばす石は浅間の―かな/芭蕉
源氏物語第28巻の巻名。光源氏36歳。野分きの吹き荒れたあと、夕霧の見た紫の上明石姫君明石の中宮)のようすなどを述べる。
[類語]低気圧台風熱帯低気圧ハリケーン春一番春風しゅんぷう春風はるかぜ花嵐薫風風薫る緑風やませ涼風すずかぜ涼風りょうふう秋風木枯らし空風寒風季節風モンスーン貿易風東風ひがしかぜ東風こち西風偏西風南風みなみかぜ南風はえ凱風北風朔風雨風波風風浪風雪風雨無風微風そよ風軟風強風突風烈風疾風はやて大風颶風暴風爆風ストームサイクロン神風砂嵐つむじ風旋風竜巻トルネード追い風順風向かい風逆風横風朝風夕風夜風松風まつかぜ松風しょうふう山風山颪谷風川風浜風潮風海風陸風熱風温風冷風

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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