濫費(読み)ランピ

デジタル大辞泉 「濫費」の意味・読み・例文・類語

らん‐ぴ【濫費/乱費】

[名](スル)計画なくむやみについやすこと。「公費を―する」
[類語]無駄遣い浪費散財空費徒費冗費使い込む不経済勿体もったい無い惜しいあたら残念残り惜しい名残惜しい残り多い口惜しい惜しむ心残り物惜しみ未練愛惜痛惜去り難い後ろ髪未練がましい後を引くしつこい執念深いねちっこいねついねちねち悪あがきうじうじうだうだいじいじぐじぐじもじもじ因循断腸の思い負け惜しみこだわる尾を引く執拗恋恋惜しげ思い残すたゆたう思い迷う忍びない死蔵退蔵倹約宝の持ち腐れ無にする無になる無に帰する水泡に帰する水の泡捨て金湯水のように使う髀肉ひにくたんリサイクルリユースリメークリバイバルカムバック

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精選版 日本国語大辞典 「濫費」の意味・読み・例文・類語

らん‐ぴ【濫費・乱費】

  1. 〘 名詞 〙 むやみに費やすこと。
    1. [初出の実例]「財者。天下公共之物。其可自私乎。尤当重之。勿濫費。勿嗇用」(出典:言志後録(1835))

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普及版 字通 「濫費」の読み・字形・画数・意味

【濫費】らんぴ

浪費する。

字通「濫」の項目を見る

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